ストレスとは

	現代人は、ストレスばかり

現代人の社会生活においてストレスは避けられない状況にあり、あらゆる事がストレスを受ける原因となり得ます。会社勤めの方は、上司の機嫌を見ながらの仕事となり、ある程度の年齢になると上司と部下に挟まれた中間管理職が避けられません。
自宅に帰ると夫婦の関係、親の介護の問題やお金の心配、将来には安心できない年金生活が待っています。これらを避けて生活することは難しく、いつまでも何かにストレスを感じながらの生活となります。

毎日の生活でも、他人に迷惑にならないように気にしながら乗っている電車の時間や、渋滞でのろのろ運転の車の中、何時間も履きっぱなしのハイヒールや、ショルダーバッグなど、他人に見られても恥ずかしくないような格好を演じながらの生活は疲れます。

	肩こりの原因：ストレスについて

ストレスが原因とされる病気はかなり多く、頭痛や胃痛から肌荒れ、抜け毛など病名で挙げるといくらでも出てくきます。肩こりはその中の一つですが、ストレスを感じる状況に置かれたときに、肩や首にはりや痛み（ガチガチに固くなり動きづらい）を感じた方 は非常に多いかと思います。

肩こりは筋肉が収縮する（緊張により固くなる）ことにより、血管が小さくなり血流が滞ってしまうことが原因になります。肩や首の筋肉に十分な酸素や栄養分が供給できなくなると、筋肉の働きづらい（ガチガチになる）状態になり疲労物質が溜まってしまいます。

この疲労物質が肩の痛みや不快感になります。つまり、血流の流れが少なくなると肩こりの痛みを感じる物質ができてしまい肩こりとなります。

血流の流れを良くして肩こりの疲労物質を流していく方法としてウォーキング（軽い運動）があります。歩くことは運動強度が低いので、筋肉疲労になりにくく長時間運動ができる有酸素運動です。酸素を身体に取り込みながら血流の流れを良くすることで緊張が解け 疲労物質を流していきます。

一日中デスクワークをする方や、バス、トラックの運転手などよりも、外回りで長時間ウォーキングができる営業の方の方が（運動効果）で血流の流れが良くなり肩こり解消できている事になりますが、実際はそうではないようです。

保険外交員など日中かけずり回るお仕事をされている方は、契約できるか否かで成績が決まります。何百時間歩いても契約できなければ評価はゼロであり来月の給料がもらえるかのプレッシャーが肩にのしかかります。肩の荷が重いためストレスで ひどい肩こりとなります。

「肩の荷が下りる」や「肩身が狭い」などストレスでを表す言葉には肩の文字が使われます。ストレスと肩こりは直結しているということですね。

自分のストレス解消の方法を見つけることが大切です。好きな食べ物を食べることや、仲間と酒を飲みに町に出るなど健康面を考えれば、暴飲暴食になる可能性は避けたいところですが、ストレスで胃潰瘍や円形脱毛になるよりはましです。病気になると さらに気分が落ち込みストレスが連鎖してしまいます。

自分にご褒美をあげること
●普段は行かない野球やサッカー、お気に入りのアイドルのコンサートのチケットを買って大声で声援を送ること。
●温泉旅館に泊まりに行き、観光の予定は無しにして一日中温泉に入ってまったりと過ごすこと。
●いつもは買わない高いお酒を買って、自宅でレンタル映画をみながら堪能すること。
自分が夢中になれる物や、リラックスできることをご褒美にしましょう。想像するだけでもストレスが少し減ってきたでしょうか。