肩こりを治す方法

	肩こり改善に毎日歩こう

歩くことは健康に大変良いことです。足を開いて踏み込む動作と腕を前後に振り子運動をすることで、全身の筋肉を適度に動かすことが出来ます。肩こりの緊張しきっている筋肉は 伸び縮みの動作によって適度に解れ、運動不足ぎみである筋肉にも筋力アップで肩のこりにくい体となります。

	肩こりは筋肉疲労とストレスから

肩こりの原因として、筋肉疲労、姿勢、ストレスであることを示しましたが、筋肉疲労に直接むつび着く要因について触れます。

デスクワークの仕事では、一日中同じ姿勢であることが多く、パソコンを操作する場合は、重い腕を何度も移動させることから、肩に負担 がかかります。
特に気をつけるのは、椅子の高さです、正しい姿勢（背骨をまっすぐ）で作業できるように調整することと、なるべる首（頸椎）を曲げない ように気を使うことです。
また、１〜２時間ごしには、歩いて軽い体操などを行い体を解しましょう。

一日中座っている仕事の場合には、筋力が低下しないように、休日には体を動かす事を念頭に置きましょう。
筋力低下が進行すると腰痛も伴ってきますので、運動もやりにくくなってしまいます。

ゆがんだ姿勢のままでいると、一部の筋肉は使わずに済み楽だと感じますが、体の筋肉は片方にかかった重心をフォローするために無理 をします。 具体的には、寝っ転がって本を読む事（横向きになり、頭部を片腕で支えた体制や、腹ばいになり両肘で上半身を支えた体制）など。

基本的に同じ姿勢を続けていると筋肉の緊張が一カ所にかかり血行が悪くなり、こりの症状が現れます。
適度な緊張（筋力を使う）と休息（筋肉をゆるめリラックスする）を繰り返すことで、血液が流れ（酸素が十分に流れ込み）、 疲労物質（乳酸）を排出できます。

このバランスを崩さないように気をつけることです。一カ所に負担がかからないように、分散して作業する。
使いすぎの筋肉はゆるめ、使っていない筋肉が動くような運動をする。過労の場合は、休息し、緊張した筋肉をストレッチすること。

また、最も厄介なストレスに関しては、周りの環境が影響してきますので、個人でできることとすれば、リラックスできる時間、趣味 をもつこと、そしてリラックスできるように腹式呼吸を意識しながら深呼吸してみる。
肩こりを全く知らないという人もいるように、個人の感覚の問題も含まれているので、なるべく肩こりを忘れる努力をするというのも よいかもしれません。