肩こりの症状

	肩こり頭痛の原因とつぼ指圧

最近では、中年以降の体の悩みでは「肩こり」と答える方がかなり多く、アンケート調査では一位となるケースが多く、ほとんどの方は肩こ りの辛さと治りにくさ。完治することがほぼ不可能であることを知っています。一部の内臓疾患や関節の炎症などにより引き起こされた肩こ りの場合には、患部の疾患が完治すると肩こりがすっきり治ってしまうこともあります。ですが、これは「肩こり」の症状を訴える方のごく 一部で、肩こりは私たちの生活と密着した様々な要因により引き起こされます。

	ただの肩こりではない場合も

肩がこっているのは、他の病気である可能性があります。考えられる病気としては

・五十肩
　関節の炎症により腕の動く範囲が制限される
・頸椎症（けいついしょう）
　加齢により頸椎が変化して神経を刺激する
・頸椎椎間板（けいついついかんばん）ヘルニア
　椎間板の髄核がはみ出し、神経を圧迫する
・心筋梗塞
・胆石・胆のう炎
・寝違え

自分自身で判断する事は難しいと思いますが、専門医に診てもらう場合は、まず整形外科を受診して骨や関節などの異常がないか 診てもらいましょう。

レントゲンを撮り、骨の並びが正常であるか、関節に炎症がないかななどが分かり、正常な状態が判断できた場合には、 肩こり解消のみに集中することができます。

目の病気（眼精疲労）、鼻（蓄膿症）、歯（虫歯、歯槽膿漏）の問題で肩こりの症状が伴う場合もあります。また、体が冷えると 肩がこることから、血行障害、貧血にも関わってきます。